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「あ……お……い…あい…愛!」
「んー?」
アタシが重い瞼を開く。
そこには勇介がいた。
「今…何時…?」
アタシが目を擦りながら言うと、勇介はあっさり06時と答えた。
「朝食…。早く着替えて降りてこい。」
アタシが軽く返事をすると、勇介は下へ降りていった。
アタシも急いで制服を着て下へ降りる。
「おじさん、おばさんおはようッ!!」
アタシが最高の笑顔であいさつをする。
「あら愛ちゃん♪おはよう。朝食出来てるから適当に食べて♪じゃ仕事言ってくるわ」
そう言っておじさんとおばさんは仕事へ行った。
勇介と2人きりになってしまった。
まぁ慣れてるけど…。でも緊張してしまう…。だって…アタシは勇介が好きだから。
勇介にとってアタシはただの幼なじみ…。
でも…それでもいいんだ…。
もし告白をしたら…今の関係が壊れちゃう…。
そんなの…絶対いや。
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