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いつの間か家に帰っていた。どうやって帰ったか忘れてしまった。頭の中は間宮慶介と沙姫と侑斗の優しさで一杯だ。
暗い顔で弘樹は心配の何かあったのかを察知した。
「従姉さん?」
弘樹に呼ばれて、美加は我に帰り、自分は大丈夫の様に微笑んだ。
「大丈夫よ」
「じゃあ間宮慶介を始めとする間宮沙姫と間宮侑斗と事を簡潔に話せるか?」
兄の翔太の指示に従って、美加は思い出しながら話した。
「間宮慶介は性格がとても紳士で優しい。間宮沙姫も友達がDVを受けていると知ったら別れろと進めると言ったちょっと強引な所が有るけど友達想いで間宮侑斗に関しては少ししか会って無いけど、穏やかな性格と言う印象」
と言うと、翔太は少し考えて、次の指示を出した。
「美加は引き続き間宮慶介に近付け。相手が好きなんじゃないのか?と思わせるまで。弘樹は間宮沙姫の趣味が読書と音楽だ。そこで間宮沙姫に近付け」
と言った。でも美加は寂しそうだった。弘樹は美加に話した。
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