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ストーリーは突然お金も地位も家族を全てを無くして、男性は罪を重ねて行く。ある日一人の美しい女性を愛してしまった。その美しい女性こそ、男性が恨む人間の娘で男性がとった行動はー。
と言った感じで、各メディアから賛否両論があるのだが、もし自分だったらどうするのかが賛成意見と反対意見が共通している。噂でドラマも開始すると言う。
「僕は…彼のとった行動には反対かな?」
「どうして?」
沙姫はケーキを食べながら弘樹に聞いた。弘樹の目は悲しみか、憐れか冷めた目をしていた。
「だってさ、何の為に罪重ねて行った理由がなって無い」
と一言言うとコーヒーを一口啜った。沙姫は冷静に弘樹の意見を受け入れて、ミルクティーを飲み干した。
「私はさ、犯罪は悪い事だけどさ。最後はある意味報われたんじゃ無いのかな?何もかも失って、愛する人までも失ったんだよ。」
弘樹は沙姫の言葉に胸の痛みを感じた。沙姫は女性ならではの視点で解説をした。
「沙姫らしいな」
急に現われたのは、慶介と美加だ。
「慶兄ぃ!椿さん!」
「慶介さんのお勧めカフェに連れて行ってくれるって事で」
「それにしても兄さんは悲しいぞ?いつの間に彼氏が出来たんだ?」
と言うと沙姫は無邪気な笑顔を浮かべた。暫くは笑い声が絶えなかった。
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