ブランク

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「今日ひまか」 「ひまだけど…どうした」 相変わらず寝ぼけ声。 俺なんかなんとなく習慣で、9時には起きていると言うのに… 「今から遊ぶぞ」 「えっ…」 敬吾はさすがにびっくりしたようだった。 それもそうだ。 俺が遊びの誘いを入れるなんて中学の3年間でも数回しかなかったからな。 野球を辞めたこと、それによってめちゃくちゃ暇になったことを簡単に説明した。 最後に 「敬吾と久しぶりに会いたかったし…」 と付け加えた。
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