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「だったら恭也の家にでも行かないか」
あれ?
俺が言ったこと聞こえてたよね…
なんだったらもう一度言うか?
まっ、いいか…
でも、敬吾の提案には大賛成だ。
水野恭也、敬吾、俺と大吉は別々の高校に入ってからなかなか会えなくなっていたが、中学のときは何かあるたびに四人で集まっていた。
せっかくだから大吉も呼んでみんなで酒でも飲むことにした。
未成年の飲酒はやめましょう?
そんなもん、くそくらえだ。
だってそうだろう。
働きだしたら昼間から仲間と酒を飲むなんて贅沢、そうそう出来なくなるだろう。
酒は百薬の長だ。
特に、仲間と一緒に飲む酒はね。
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