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久しぶりに再会した俺らは昔話を肴に酒がどんどんすすんだ。
気がついたころにはまるまる一本あった焼酎のビンは空になった。
それでも俺らは話を止めることはなかった。
みんなの昔話のネタがつきると、誰からとなく個々の近況を話し始めた。
もちろん俺と大吉は野球のことで。
織田高校野球部に入って、頑張って地区大会決勝までいったこと、何で部をやめたか、なんかを簡単に説明した。
それを聞いて、なお圭吾と恭也は何も言わなかった。
俺と大吉の話が終わり圭吾は自分のことをぽつぽつと話し出した。
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