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その頃、レッドハーツは…
「07騎士団らが勝利したそうだ。そろそろ我々、レッドハーツも戦場に行くぞ。」
「クードいよいよだな。俺達の本領発揮だぃ」
「う、うん。そうだね」
「あれれクードったら、怖いのかしら?脚が震えてますよ?」サラが言う
「こ、怖くないさ。」
「おめーら、話なんてしてないで戦闘体制に入れよ。」
そう言ったのは訓練の時に教えてくれたテルだった。
「北門、開門。死んだら承知しねーぜ。」
ジャーバスの一言で門の外へ皆、走って行った。
「行くぞクード。」
「おぅ。やぁぁぁぁッ」
「雑魚どもめ。」
「クード気をつけて、あいつは…名の知れた戦士よ!」
クードの剣と斧の交わる音がした。
「お前ら。何が目的でッ。」
「貴様に話す言葉などない。」
剣が力負けして押し返される。
クードがよろけた瞬間だった。
斧が振り下ろされる音がした。
「クード、危ない。…クッ!」
「ガチガチガチガチ」
駆け付けたサラに防いでもらい、何とか助かったのだ。
「サ、サラ」
「馬鹿ね。危ないじゃない。」
「サラッ!後ッ危ないッッ」
「え?」
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