3話

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その頃、レッドハーツは… 「07騎士団らが勝利したそうだ。そろそろ我々、レッドハーツも戦場に行くぞ。」 「クードいよいよだな。俺達の本領発揮だぃ」 「う、うん。そうだね」 「あれれクードったら、怖いのかしら?脚が震えてますよ?」サラが言う 「こ、怖くないさ。」 「おめーら、話なんてしてないで戦闘体制に入れよ。」 そう言ったのは訓練の時に教えてくれたテルだった。 「北門、開門。死んだら承知しねーぜ。」 ジャーバスの一言で門の外へ皆、走って行った。 「行くぞクード。」 「おぅ。やぁぁぁぁッ」 「雑魚どもめ。」 「クード気をつけて、あいつは…名の知れた戦士よ!」 クードの剣と斧の交わる音がした。 「お前ら。何が目的でッ。」 「貴様に話す言葉などない。」 剣が力負けして押し返される。 クードがよろけた瞬間だった。 斧が振り下ろされる音がした。 「クード、危ない。…クッ!」 「ガチガチガチガチ」 駆け付けたサラに防いでもらい、何とか助かったのだ。 「サ、サラ」 「馬鹿ね。危ないじゃない。」 「サラッ!後ッ危ないッッ」 「え?」
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