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「クー…起き…」
「…何…だ。」
目を開けてみると、そこは今まで倒れていた戦場ではなく見知らぬ村にいた。
「サ、サラ!?よ、よかった…ってよくねーッ。何でサラと同じベッドに…」
「悪かったわね! ていうか、あんたを起こしたのは私よ。」
「そうだったのか。…ここどこなんだ?」
「私が知りたいぐらぃ」
「ガチャ」
ドアの開く音がした。
「…よ、妖精!?」
「騎士さんたち大丈夫?まだ寝てなくて平気?」
するとクードが
「大丈夫です」
サラは妖精が何を言っているのか、わからない。
「クード…妖精が何を言ってるのかわかるの?」
「わかるよ。ここはどこなんですか?」
とクードが尋ねてみると
「ここは妖精の村…ポピー村です。私の名前はアンです。倒れているところを偶然、妹のミンが見つけたのです。
お二人とも動けるなら村を案内しましょうか?」
「そうしてもらえると嬉しいです。」
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