3話

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「クー…起き…」 「…何…だ。」 目を開けてみると、そこは今まで倒れていた戦場ではなく見知らぬ村にいた。 「サ、サラ!?よ、よかった…ってよくねーッ。何でサラと同じベッドに…」 「悪かったわね! ていうか、あんたを起こしたのは私よ。」 「そうだったのか。…ここどこなんだ?」 「私が知りたいぐらぃ」 「ガチャ」 ドアの開く音がした。 「…よ、妖精!?」 「騎士さんたち大丈夫?まだ寝てなくて平気?」 するとクードが 「大丈夫です」 サラは妖精が何を言っているのか、わからない。 「クード…妖精が何を言ってるのかわかるの?」 「わかるよ。ここはどこなんですか?」 とクードが尋ねてみると 「ここは妖精の村…ポピー村です。私の名前はアンです。倒れているところを偶然、妹のミンが見つけたのです。 お二人とも動けるなら村を案内しましょうか?」 「そうしてもらえると嬉しいです。」
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