4話

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ポピー村はクードたちの王国より穏やかであった。 「凄い…ね、クード!」 「そうだね。イシスより穏やかだ…」 クードたちが向かった先は役場みたいな建物だった。 渋い音のするドアを開けると、目の前に村長らしい妖精が座っていた。 「騎士さんたち、待っていました。少しお話を聞かせて下さい。」 「話とは?」 「ガレスとの争いのことですよ。」 「はぁ。いいですよ。」 争いの事情を話すと、村長は 「私達、妖精も争いに参加させて下さい。 お願いします。この村の者たちもガレスに仕返しをしたい者もいますし。」 「クード、何て言ってるの? 「協力したいそうだ。 「そうなの。いいじゃない。味方は多い方が有利よ。後で陛下に話をすれば」 「そうだね。それでは…参戦に許可します。」
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