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あれから一ヶ月。ガレス帝国は不審な動きを拡大し始めた。
「コンコン」
「失礼します。陛下。ガレスの動きが変わりました。」
「それは本当か?」
「はい。ガレスは我々、イシスに戦争を仕掛けようとしています。」
「何!?各騎士団の隊長たちに命令を」
「はッ!」
※
「お前ら〓稽古に集中しろ。」
クードたちはいつも怒鳴られているのだった。
「もっとサラを見習え。馬鹿者」
「し、失礼しましたぁ」
いつもの訓練が終わり、食事を取りに東塔に行く途中
「おい。見習い。食事は後だ。陛下の話があるので着いてこい。」
訳がわからず、言われるままに着いて行った。
場所はさっきまで訓練をしていた広場だった。
「皆さん。ガレスの不審な動きが増し、我々イシス国に牙を向けてきました。
騎士たちよ。今、戦が始まろうとしている。我々は負けてはならない。勝利するのだ」
これから起ころうとしている惨劇は、誰も知らないであろう。
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