2話

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数日後。 「お前らの所属部隊が決まったぞ。第102レッド・ハーツ騎士団になった。」 「お知らせありがとうございます。ライネス隊長。」 説明によるとレッドハーツの隊長のジャーバス。副隊長のレン。そしてクードたち28人の騎士たちで構成されているそうだ。 レッドハーツの隊長の後を追うように、クードたちは騎士団室に向かう。 「我々、レッド・ハーツは北門のの護衛に当たる。ホワイトテイル騎士団も一緒だ。明日の朝、護衛に出る。以上」 隊長は命令を言い、騎士団室を出て行った。 「クード。俺達、戦にでるんだな。…何か怖ぇーよ。」 「大丈夫さ。毎日の訓練どおりにやれば。そういえば、ホワイトテイルって優秀な弓兵がたくさんいるらしいね。」 「そうらしいなぁ~」 そして、辺りは闇に染まり騎士たちは明日に備えて眠りにつく。       ※ 朝になる。鳥の鳴き声の中に角笛の音が響き渡る。 「ガレスの野郎。もう仕掛けて来やがった」 それは、イクスの兵たちが目覚める前だった 報せの角笛を鳴らしたのは監視塔にいる騎士だった。 「陛下、街の人たちは皆避難させました。」 「うむ。お前も早く護衛に向かいなさい。」 「はッ。失礼します。」 「幸運を祈る。」
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