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「あなたは誰?」
「俺はクード。」
「そう」
「お前は…?」
「……」
「クー…。起…ろ。始まっ…よ。」
「クード起きなさい。」
「クードぉ…た、隊長」
「早く、仕度して街の広場に来い。」
「はぃ」
レッドハーツの鎧は赤と銀の二色で塗り分けされている。旗には紅い竜が描かれてあるのだ。
「クード起きろ。行くぞ」
「うん」
約20分で街の広場に着いた。そこには綺麗に整列した騎士たちが立っていた。
「スッゲー、皆同じ色じゃん。」とアンビー。
「確かに…」サラが言ったのだ。
「アンビー、俺達と共に戦うホワイトテイル騎士団の格好が凄いよ」
白銀の鎧を身に包み、背中には大きな羽根を、手には黄金の弓を持っている。
「あぁ…凄い」
その頃、城壁では…
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