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真奈美に連絡を入れると、すぐに返事をくれて、2人でショッピングに出掛ける事になった。
バスに乗り市内の方へ、お店がいっぱい並んでいる通りにきて、2人はバスを降りた。
「何買いたい? ここらへんは色んなお店あるよ」
「じゃあ……まず洋服とか?」
何件か周って、おそろいでTシャツをかった、シーサーの絵がデカデカと書かれているやつ。
それから、次に入ったのが『BORAM』というシルバーショップだった。
亜紀はシンにちょっとしたお菓子の詰め合わせしか、買ってきてなくて、ちゃんと彼氏彼女の関係になったのに、指輪を準備していなかった。
やっぱり指輪は必要だよね、私いつかチェーンに通してあげるとか言っちゃったし……。
「先生に指輪かいたいな……」
キラキラと光るショーケースの中の指輪を見ながら、ポツリと呟くと。
「買ったらいいよ、一緒に選んであげる」
「サイズが分らないんだ……」
「大丈夫、なんとかなる」
その後、真奈美と店員と相談して、綺麗なシンプルな指輪を選び、店員さんが無難だというサイズを購入した。
サイズが合わなかったら、交換してくれるって言ってたし、合わなかったらその時は……シンとまた来たらいい。
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