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部屋に着いて、靴を脱ごうとしていく赤西にちゅッと口付ける。
普段の俺からは考えられない行動に驚いた様子だったけど、すぐにまた唇を塞がれた。
『..ッふ....んゥ...じ、ん..』
何でこんなにキスが上手いんだろ。赤西には秘密だけど、この溶けるような甘いキスが凄く好き。頭の芯から痺れるような、身体に力が入らなくなるような、そんな感覚が無意識に俺の身体を淫らにさせる。
『...ッ無、理....理性飛ぶから..』
もっと、と催促する俺から顔を反らして、理性と戦ってる仁も可愛い。でも俺のほうが我慢出来そうにないみたい。
赤西の首に回した手をぐぃっと引き寄せ、自分から深く口付けた。
もっと、もっと
ねぇ、俺を見て
俺を感じて
『..っん....ッ../』
キスだけじゃ、もう満足出来ないよ。身体はこんなにも素直に反応してる。
『..ッはぁ...、禁欲とか..もう無理』
唇を名残惜し気に離したけど、荒々しい愛撫が更に欲求を増幅させた。
『...んあぁ....ッはぁ...っ/』
胸の突起に触れられる度、甘い声が止まらない。赤西はズボンの上から俺自身をヤワヤワと刺激し、少し乱れた息を吐きながらクスクスと笑った。
『竜也も相当我慢してたんだ..?』
そりゃあそうだよ。ほんとはキスする度に抱かれたかった。.....まぁ、赤西には言ってやんないけど。
恥ずかしさから顔が熱くなるのが分かる。
『..っふ...うるさ、い.../』
そう言うのが精一杯。
下着ごと脱がされ、自身が露になると下着を濡らす程先走りが溢れている事に、今更ながら気付かされる。パンパンに膨れ上がった自分自身が、早くイかせて、と主張しているようにビクンと揺れた。
『..じ、ん...../』
誘うように服の上から赤西の自身を撫でてみる。
ピクッと反応して質量を増すのが愛おしい。
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