-Episode2-

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目覚めた瞬間1番に見えたのは、隣で眠る赤西の顔。 あれ... 辺りを見回すと、廊下に居たはずなのに今はベッドに寝かされてる事に気付いた。 あぁ、そういや俺、途中で気失ったんだッけ.. 少し身体を起こして隣に眠る赤西の髪を指に絡める。熟睡しているのか起きる気配もない。 『.....愛してるよ..』 『..俺も』 Σ?! 寝ていると思っていた赤西はいつの間にか目を開けていた。 『....っ../』 恥ずかしくなッて目を反らす。 起きてんなら、言えよバカ西ッ!!! 真っ赤な顔をした俺を、赤西は優しく抱き寄せた。 『...竜也..?』 『....何..』 つい素っ気なく答えてしまう。素直になるのッて難しい。でも。 『愛してるよ』 そんな俺を理解して包み込んでくれる愛おしい人。いつも、欲しい言葉を与えてくれる。優しい体温で抱きしめてくれる。 素直じゃなくて、ごめん。でもこの気持ちは嘘じゃないよ。 これからも俺だけを、愛して。 愛してる。 そんな言葉じゃ足りないほど 好きで好きでたまらない          END  
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