眠り姫の誘惑

2/4
前へ
/138ページ
次へ
一体あれからどれくらい経ったんだろう。体勢も変えれず、その上眠る事も出来ないまま、俺はいまだベッドの上に居た。 同じ体勢で長時間居た事と、気になりだしてからのドキドキ感に耐え切れず、ついに上田を起こす決意を... ッて、俺何やってんだ; 『う...上田、そろそろ起きろよ』 今の俺ははたから見たら、間違いなく挙動不審だろう。まぁ寝起きの上田はそんな事気付かないだろうけど。 ......つか、起きる気ねーな、こいつ..; 当の上田はというと、起きるどころか、更に俺の胸に身体を預け、イヤイヤと頭を擦り寄せてくる。 何だ、そのかわいらしい動きはΣ 起こすどころか、更に自分の首を絞めただけじゃね-か..orz  
/138ページ

最初のコメントを投稿しよう!

262人が本棚に入れています
本棚に追加