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「はぁはぁ…。海ちゃん久しぶり。」 泣きながら笑ってしまった。私のこんなボロボロの姿見て、まず久しぶりだなんて。 「ヒナタ…」 息を切らしているヒナタ。走って追いかけてくれたんだ。 ずっと会いたかった。 話したいことがたくさんあったはずなのに、言葉が続かない。 突然、だった。 視界が暗くなり、何が起こったのかわからなかった。 気がつくと、ヒナタに抱きしめられていた。
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