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「おんぶ!?やだっ私重いもん!」
「海ちゃん。足ケガしてるし、靴片方しかないんだから歩かせられないよ」
確かに…
でも…恥ずかしいよ。
「海ちゃんじゃあ高いほうにする?」
「もしかして…」
「うん。肩車」
「余計にやだ!…おんぶでいいよ」
「いい子じゃあ乗って」
ヒナタの大きい背中に抱きついた。私の心臓の音聞こえてるのかな。
「い、よいしょっと。あー重い」
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