悲しみは始まりに

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バルバロス「マサオが剣を手に入れるまで 私が軍の指揮をとる」 マサオ「よろしくお願いします」 ギース「君が来る頃には 終わっているさ」 最後の晩餐には 兵士達がみな 会いたい人に会い どんちゃん騒ぎをしていた ルーシア「あのさ…マサオ」 マサオとルーシアは テラスで夜風にあたりながら 二人でいた ルーシア「もし…アタイが生き残ったら… その…一緒に暮らさないか?」 少し顔を赤らめながら言う マサオ「そうだな…生き残ったら 考えるよ」 冷たく話す 変な感情は戦争には 邪魔だからだ ルーシア「そっ…そうだよな」 うつむきみんなの いる場所に戻ろうとする マサオ「大丈夫だ 俺もお前も…それに みんなだって 誰も死なずに戻って来るさ」 ルーシアの頭を撫でた ルーシア「うん…」
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