第一章

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「彼氏はいるの?」 「いませんよ」 「「「ウォォオ!!」」」 「好きなタイプは?」 「私を護ってくれる人かな?」 「「「ウォォオ!!」」」 「趣味は?」 「料理とか造るのが好きです♪ 後、造った料理を食べてくれる人が大好きです」 「「「よっしゃ~!!食べちゃう食べちゃう」」」 この後、レイに対する質問タイムは10分以上続いた。 「それじゃあ、これで終わりだ! レイは今から職員室に行くからついて来てくれ。 んじゃ、また明日」 「それではまた明日会いましょうね?」 「「「ウォォオ!!」」」 ゴウとレイはその絶叫を背に、教室を後にした。 「くく…ハーッハッハッハッ 最高だよ マジで面白い」 「面白かったですね~ ふふ」 「あ~腹痛い」 ゴウは、教室から出てすぐに笑い転げていた。 それを見ながらクスクスと笑うレイ。 端から見たら危険な光景である。 「それにしても、面白そうな生徒達だな?」 「ああ、最高に面白い生徒達だ」 レイはいつの間に着替えたのか、男子用の制服に戻っていた。
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