第五章

19/19
前へ
/115ページ
次へ
レイは少し思案してから口を開く。 「ベスト4に入ったメンバーで話し合いをして決める。 団体戦のオーダーも、話し合いするから問題ない」 「わかった! じゃあ、今日はもう解散して良いぞ」 ゴウはそれだけを言って姿を消した。 『怠慢教師が…』と、レイは呟き、言葉を紡ぐ。 「じゃあ、マリオン!! こっちに来てくれ」 その言葉を聞き、マリオンは、リングの反対側から、レイ達のいる方へ歩いて来た。 「なんでしょう?」 「今から俺の部屋で、団体戦と個人戦のオーダーを決めるから、来てくれないか?」 丁寧な問いをしたマリオンに対して、レイはそう言った後、マリオンの返事を待った。 「わかりました」 「じゃあ、行こう 皆も良いか?」 マリオンの返事を聞き、レイは振り返ってから、後ろにいたシン達に聞いた。 「良いぜ」 「良いよ~」 「わかりました」 「仕方ないな~」 全員(上から、シン、アル、フィル、ニア)の返事を聞き、レイは、自身の部屋へと向かった。
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2405人が本棚に入れています
本棚に追加