こんなに好きなのに…

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どうしよう どうしよう どうしよう どうしよう 落ち着け 落ち着け 落ち着くんや、俺ぇっ!!!! アカン… ずっと考えてたら 朝になってもうた… もう少しで 仕事の時間やんか… 本間にどうしよう…… だって …若林君だけやなくて 井上も… 井上も俺んこと… だぁぁぁ!!! ダメや!! 頭がパンクしそうや!! 『…どっちかを選べって事やろ?』 ウダウダせんで はよ決めろなんて 昔友達に言ったことあったけど… スマン… 今なら気持ちがよくわかるわ… 俺は… 俺はどっちも好きやねん。 若林君も 最近仲良くなったばっかりやけど 話してて楽しいし、飽きないというか… 井上やって 昔からずっと一緒やし… 好きやなかったら 漫才なんて出来へん…ここまで来れんかった …どっちかなんて 決められん けど それは ちゃんと気持ちを伝えてくれた二人に失礼や… ……………… …………… ………… ……… 『よし……』 決めた 決めたで? 俺の正直な気持ち 伝えてくれた二人に 今度は俺が伝えな… 待っててな、二人とも 今、俺の気持ちを 伝えに行くから…
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