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…さて
井上さんになにあげましょか
ケーキは決まってるんやけど
物がなぁ…
「…どうしますか、ね」
取り敢えず、ケーキもって、…仕事行く途中になんか買ってけばいいか
「…行きますか。」
「おはよーさん」
『あ…石田、おはよー』
「…今日は、はやいんねんな」
『まぁな』
「あ、そうだ、井上さん、井上さん」
『なんやねん、そわそわして』
「ジャジャーン!!コレなんだと思います?」
『なんだとって…;;』
「まぁまぁ、あけてみて下さいよ!」
『ん……あ』
「ふふっ…井上さん誕生日おめでとーございます!」
『…ありがとございます石田さん//』
「いえいえ」
『でもですね』
「なんですか」
『僕ね、イキリストじゃ無いですわ』
「え?違うんですか?」
『せめて誕生日ケーキの名前の所くらい「井上」とか「井上裕介」とか無かったんですか?』
「いや、それはイキリスト様にあげるものでしたのでついつい」
『ど突いたろか』
「はは、まぁええやん、あとは…コレ、やっとくわ」
『なんやねんつぎは』
「まぁまぁ、あけて下さいよ」
『……あなたこの前までコレ着るのやめぇ言ってませんでした?』
「…まあええやん」
『ええけど…』
「黒のタンクトップ、無駄にイキリっちょるアナタにピッタリでしょ?」
『あー石田さん?』
「なんでしょか?」
『アナタは僕の誕生日を祝ってくれてるんですか?…それとも僕に日頃の恨みをぶつけてるんですか?』
「嫌だなぁ井上さん、そんなの決まってるじゃないですか~」
『なんですか』
「ストレス発散」
『本当にど突くぞ』
「いや~冗談ですよ、それより、ケーキ食べて下さいよ」
『え…あ、うん』
「…ど、ですか?」
『ん…めっちゃ美味しい。』
「本当ですか!…あーよかったですわ気に入ってもらえて…」
『ん、マジで美味いわ』
「あ、井上さん、クリームついてますわ」
『はっ!?…どこに?』
「…って言うのは嘘で」
『下らない嘘をつくな!』
「ふー、井上さん」
『こんどはなんですか?』
「これからもずっと宜しくお願いしますわ…大っ好きやで?」
『っ…//…当たり前や、好きなんも知っとる//』
「素直じゃないですね~」
『うっさいわ』
そういう所が
好きなんですけどね
井上さん
happybirthday。
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