プレゼント2

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…さて 井上さんになにあげましょか ケーキは決まってるんやけど 物がなぁ… 「…どうしますか、ね」 取り敢えず、ケーキもって、…仕事行く途中になんか買ってけばいいか 「…行きますか。」 「おはよーさん」 『あ…石田、おはよー』 「…今日は、はやいんねんな」 『まぁな』 「あ、そうだ、井上さん、井上さん」 『なんやねん、そわそわして』 「ジャジャーン!!コレなんだと思います?」 『なんだとって…;;』 「まぁまぁ、あけてみて下さいよ!」 『ん……あ』 「ふふっ…井上さん誕生日おめでとーございます!」 『…ありがとございます石田さん//』 「いえいえ」 『でもですね』 「なんですか」 『僕ね、イキリストじゃ無いですわ』 「え?違うんですか?」 『せめて誕生日ケーキの名前の所くらい「井上」とか「井上裕介」とか無かったんですか?』 「いや、それはイキリスト様にあげるものでしたのでついつい」 『ど突いたろか』 「はは、まぁええやん、あとは…コレ、やっとくわ」 『なんやねんつぎは』 「まぁまぁ、あけて下さいよ」 『……あなたこの前までコレ着るのやめぇ言ってませんでした?』 「…まあええやん」 『ええけど…』 「黒のタンクトップ、無駄にイキリっちょるアナタにピッタリでしょ?」 『あー石田さん?』 「なんでしょか?」 『アナタは僕の誕生日を祝ってくれてるんですか?…それとも僕に日頃の恨みをぶつけてるんですか?』 「嫌だなぁ井上さん、そんなの決まってるじゃないですか~」 『なんですか』 「ストレス発散」 『本当にど突くぞ』 「いや~冗談ですよ、それより、ケーキ食べて下さいよ」 『え…あ、うん』 「…ど、ですか?」 『ん…めっちゃ美味しい。』 「本当ですか!…あーよかったですわ気に入ってもらえて…」 『ん、マジで美味いわ』 「あ、井上さん、クリームついてますわ」 『はっ!?…どこに?』 「…って言うのは嘘で」 『下らない嘘をつくな!』 「ふー、井上さん」 『こんどはなんですか?』 「これからもずっと宜しくお願いしますわ…大っ好きやで?」 『っ…//…当たり前や、好きなんも知っとる//』 「素直じゃないですね~」 『うっさいわ』 そういう所が 好きなんですけどね 井上さん happybirthday。
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