隠された過去

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ーそういう事だったのか。 敦盛の強い眼差しを見ればそれが真であることがわかった。 ーでももう此処に居る意味も、仇討ちの意味も無いじゃ無いか。 兄上を失ったのは敦盛も同じなのだから… ならば、いっそ。 「かたじけない…!」 宵は近くにあった短刀を掴み切腹を試みた。
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