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「良い村じゃろう?」
山道を歩きながら敦盛が聞く。
「はい…しかし敦盛様が何をされてたか解りませんでした」
「これか?」
懐から出した紙切れには文字ではない記号のようなもので埋まっていた。
「???」
「余は配下の村に時折訪れ、世間の様子を尋ねるのじゃ」
「これは議事ですか?」
「そうじゃ。不平不満は解消に努め、敵の情報収集を聞き軍事を進めるのだ。」
ーなんてことだ。
その為に自らがどれだけ足を運ぶのだろう。
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