二人の一人笑いと一人の後悔

4/6
前へ
/182ページ
次へ
「ごめんなさいっ…私、普通の人と違うみたいで…  あんまり好きになると傷つけたくなって…  私以外の誰かと話してるのを見ると、そいつも貴方も傷つけたい。  私だけ見て欲しい…  携帯の着信履歴、メールボックスは当たり前、  全部全部私のモノにしたい…  そのあとは……  殺したくなる。」 喋りながらやっと落ち着いてきたかと思った君は、そう言いながら僕の首に掴みかかってきた。 「貴方といると、そんなことばかり考えてしまって…  殴りたい、踏みつけたい、斬りつけて血だらけにして、頭割って脳味噌ぶちまけてっ!!  そんなこと考えてたら楽しくて……ごめんね、  好き好き好き好き好き好き好き好き大好き愛してるっ!!!!」
/182ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加