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ど、どうしよう…、これは話かけられるのを待ったほうがいいのだろうか。
僕がそんな事を考えてうろたえていると、それを察したのか神谷さんが僕の目をその透き通る目で見据え、すっと息を軽く吸い込んで、その口を開いた。
「あの、突然お呼び出ししてすいません、驚かれましたよね…」
目と同様透き通る綺麗な声だな、と思った。
その声を聞いたら、何故か緊張が和らいだ気がした。
「だ、大丈夫だす、…いや、です。」
噛んだ…、やっぱり和らいだ気がしただけでした、僕超緊張してます…。
でもしょうがないだろ!?こんなの初めてな上に神谷さん凄く綺麗なんだから!
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