この夢の続き

そんな事言われても…

「そうですか、少し安心しました…」

僕の噛んだ事は綺麗にスルーされ、神谷さんは胸に手を置き、ほっと息をついた。
か、かわいい…。

彼女の姿を見ていてふと、もし本当に想像どうりあの手紙がラブレターだったとして、今から神谷さんが僕に告白何て事を万が一にもしてきたならば、僕は一体何と返事を返すのだろうかとそんな事が脳裏をよぎった。

僕にその様な答えが出せるのだろうか。

しかし、僕のそんな思考も彼女が口を開くと同時に彼方へと霧消された。

「その、…今日は真城さんに大切なお話があります…」

瞬間、僕の心臓が跳ねる。
頭も沸騰してしまって使い物にならなかった。