50人が本棚に入れています
本棚に追加
B「第一いくら考えても私たちが確認、視認する事は無理じゃない。考えても無駄な事は考えない」
A「相変わらずコロコロ変わるね。最初と比べて明らかに矛盾してるじゃん。次はお前の矛盾と宇宙の矛盾のどちらが矛盾度が大きいか追窮しようか?」
B「五月蠅いわね。世の中所詮分からない事ばかりだわ」
A「まぁそれは言えてるね。“死”とか世の中に生きている人には分からないからね」
B「そう言えば死って何なんだろうね?無くなるってことかな?」
A「質量保存の法則からそれは無いな」
B「私が言ってるのは魂の事よ」
A「魂ねぇ。確かに生きてる時は喋ったり動いたり出来るけど死んだら二度とそれらが出来ないからね」
B「やっぱり魂はあるのよ」
A「でもそれはあったとしても質量を持たない。質量を持たない物質はない。つまり無だ。“ある”と“無”は正反対。はい、矛盾」
B「あんたは科学的にしか見解出来ないの?」
A「非科学的な事は嫌いだからね」
B「じゃあもし私が死んで、霊となってあんたのところに来たらどうする?」
A「そうだな…とりあえず体重計に乗せてみる」
B「呆れて感涙だわ」
A「お前に言われたくないよ」
B「お互い様ね。じゃああの世ってあると思う?」
A「無いね」
B「どうして?」
A「質量保存の法則から魂は有り得ない。人間は体だけで構築されている物質となる。生きてる人間が死んでもその質量は変わらず、風化されてゆく。だからあの世なんて無いんだよ」
B「ふぅん?あんたは非科学的な事、物、現象総てを否定するのね?」
A「正論のつもりだが?」
B「じゃあUFOは信じる」
A「信じない」
B「即答ね。予想的中」
A「第一UFOの写真はあるけど、実物が無いのはおかしすぎる。それにUFOが地球上に来たならば、人工衛星がそれに気付く筈だ」
B「なるほどね。じゃあUFO等の証言も全部作り話と?」
A「勿論」
B「じゃあ異星人はいると思う?」
A「いるね」
B「あれ?予想が外れた」
最初のコメントを投稿しよう!