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A「ドレイクの方程式。異星人が知的能力を持ち、地球とコンタクトをとるかも知れない可能性を式化した方程式だ」
B「それは知ってるけど、それが科学的な証拠なの?」
A「いいや。そもそも僕たちは何だ?」
B「人」
A「そうだ。火星から見たら異星人だ。既に異星人は存在しているんだ」
B「それは始点を火星に置いたからでしょ?地球を始点に見たらどうなるの?」
A「同じだよ。一銀河に水のある惑星は少ないながらも存在してるらしいんだ。水があるという事は生命が生まれるかも知れない」
B「どうやって?無から生み出される事は不可能よ?」
A「じゃあ他の物質から生み出されれば良い。人間だって色んな分子が集まって出来てるんだ」
B「じゃあその異星人とコンタクトをとることは?」
A「可能性としては限り無く0に近いが0ではない。人類は既にコンタクトをとれるような技術を持ってるからね。ただ、それが他の異星人に出来るか、出来たとしても異星人と人類の出す信号が交わる可能性は低い」
B「でも可能性はあるんでしょ?ならいつかはもしかしたら異星人が地球に来るかも知れないわね」
A「あぁそうだ」
B「それはUFOかも知れないわね」
A「……。だからUFOは存在しない。人工衛星が発見出来てないからってさっきも言ったじゃないか」
B「じゃあもしその異星人が地球の人工衛星の監視を逃れられる能力があるとしたら?」
A「衛星で感知出来ないのに肉眼で見えるってか?馬鹿げてる」
B「相手は長年人間の体について研究してきたかも知れないじゃない。肉眼と衛星の性質を見極めてそう言った物を作り上げたかも知れない」
A「どちらにせよ、確かめる事は不可能に近いよ」
B「まぁね。宇宙に比べたら人間なんて小さいからね」
A「人間は銀河の76京分の1だからね」
B「また論理的に解釈した…」
A「癖だから直りそうも無いよ」
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