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そんな俺に声を掛けてきたのが圭吾だった
圭吾との出会いは高１の春
俺は初めて圭吾に話しかけられたとき複雑な思いをした
『君、横山亮司君だっけ!?僕は山口圭吾。よろしくね』
またか……
『…………』
『なぁに、亮司君って無口な子!?』
『あのさぁ、俺友達とか居ても居なくても生きていけるから。用がないならどっか行ってくれないかな……』
俺はまた罪のないコイツを避けてしまったのか……
何かが始まれば必ずその終りは来る……
こんなルール、一体誰が造り出したのだろうか……
このルールのせいで始まりなんてものは全て無意味じゃないか……
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