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『俺友達なんか……』
『居ても居なくても一緒でしょ☆なら居ないよりもいた方がいいじゃん☆』
『だから―――』
『女子に『好きにしろ』って言ったじゃん★』
圭吾は黒い笑顔を作っていた
やられた……俺としたことが……余計なことを喋るんじゃなかった……
俺は心の中でそう叫んだ
『……好きに……すれば…』
『うん!!好きにやらせてもらうよ、亮☆』
コイツの一言が俺の高校生活を一転させたのは言うまでもなかった……
そのおかげで以前よりは人付き合いが出来たと思う……
それでも俺はまだ人を避け続ける癖は直っていない
その理由は今の自分でもハッキリ分からなかった……
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