カンタレラ

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    「ミクレチアだけのカイザレお兄様」 ミクレチアも狂気を抱いていた。 僕とまったく同じ狂気を。 お互いが欲していれば、後は猛る思いのまま、 お互いに肌を重ねあい 求め合い 愛し合い 依存し合い 深い茂みへとお互いを求め合い 繋いだ汗からお互いを蝕んで 「僕だけの…ミクレチア」 嗚呼、なんて素晴らしい世界なんだろう! END
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