スイッチ オフ

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伊織「おい。忍。」 後ろから 毎日聞いてる 低い声。 忍『おはようございます。専務。』 イタリアでの功績で 彼は専務になった。 伊織「今日の スケジュールを 教えてくれないか?」 そう言って 私の腰の辺りに 腕を回す。 忍『ハァ…… 伊織さん。 ここは 会社ですけど?』 私は 目の前のドアを開ける。 伊織「そして 俺は専務。お前は俺の秘書だな?」 はい…そうです。この度 専務専属の秘書になりました。 部屋に入ると 彼は自分のデスクに着き 腰掛けた後 私を見つめる。 忍『な…何ですか?』 見つめられると ドキドキするのが 止まらない。 .
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