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気がつけば男の亡骸もなくなっていた。そしてオレの全身の傷も、校舎のガラスも元に戻っていた。
「あれ……?」
今のは一体なんだったのだろう?窓ガラスの隙間から風が吹く、先程の静けさはない。あの男の目的はなんとか理解したが彼女は何のために現れたのだろうか?オレが気絶している間に何があったのだろう?と思考を巡らせていると先程、彼女がいた場所に何か落ちているのを見つけた。
それを手に取って眺めるとどうやら写真のようだ。だが燃えたような跡があり写真は半分に千切れて右半分だけとなっている。もしかして彼女は気絶したオレを庇ってあの男と戦っていたのか?恐らくそうだ、燃えた跡を触るとまだほんの少し熱い。
半分になった写真に映っているのは真っ白なワンピースを着た小さな女の子が麦わら帽子を頭に被ってこちらに笑顔を向けている姿だ。背景には女の子より背の高い沢山の向日葵の花が咲いている。琥珀色の瞳に鮮やかな緑の頭髪、恐らく彼女が幼い頃の写真だろう。こちらを向いて左手でピースをし、右手は誰かと手を繋いでいるようだがそこでちょうど写真が千切れてしまっているので相手が分からない状態だ。肌身離さず持っていたという事はとても大切な物なのだろう。ここに置いていてももう戻っては来ない、そんな気がする。誰かに踏まれて更に千切れたりするのも気が引けるので次会った時に返せるようにオレが持っておこう。貴重品を預かっておくという事を重荷に感じつつ渋々ポケットに入れた。
てか何この状況…。作者この野郎…無理してシリアスな話にしやがってたったの数ページしかないのにどんだけ時間かけてんの。お前もうシリアスいいよ、ギャグでいこうよ。あ~あこれもう伏線回収大変だよ。絶対何も考えなしでやってるよこの末期中二病患者。左手疼いてる暇あったら右手で更新しろよなこの無能が。もう先の展開読めねーよ。何とか言ってみろこのトンカツ野郎!
《す…すいませんですた^ ^》
ちょwwwww何か天の声がwww作者自重しろwwww
《ついカッとなって…反省はしてない^ ^あとなんかお母さんが犬の散歩行かないと夕ご飯食べさせてくれないって言うんだけど…》
おめーはもう犬のクソでも食ってろ。
《フハハハ!行くぞ魔犬よ!全ての電柱を根絶やしにしてしまえ!それではさらばだ^ ^》
中二っていうか閣下じゃねぇか。なんか楽しそうでムカつくな。
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