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「彼女なわけない。」
「彼女じゃないのかぁ、綺麗な人なのに。」
「厚化粧で香水臭いんだよ、あーいう女どもは。一回ヤったら彼女ヅラしやがるし。」
ヨウヘイが淡々と話すのを聞いてタツヤは固まっていた。
「へ、へぇー…ヨウヘイモテるからセフレみたいなんもいるんだなぁ。」
「セフレはいないけど…来たら拒むのがメンドイからなぁ。」
「な、なんか多分一生理解出来ない世界だなぁ。俺なんか好きな子を遠くから見つめてるだけで満足しちゃってるし…」
「へぇー、タツヤ好きなやついるんだ。」
タツヤは照れながら声を潜めた。
「よーちゃんのクラスの子に…切ない片思いしてんの、俺♪」
「小声になる必要あったか?今の。」
「な、なんとなくだよ。」
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