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「にっ、西川さんと友達?!」
「え…まぁ…友達というか…」
「マジか!いいなぁ…。」
幼馴染み…と言う前にタツヤが遮ってしまった…
しかし…
タツヤのこのニヤけた顔を見ると…
「なるほど…好きな子ってユウか。」
「え!!…あぁ…うん…。」
なんでバレたんだろうと不思議そうにしているタツヤについつい笑ってしまった。
「ちょ、内緒だぞ!マジで!」
「ク…ククク…分かってるって。まさかユウだとは……。」
笑いを堪えるためヨウヘイは口をふさいで身体をプルプルさせる。
「…笑うことないだろ~!こうみえて真剣なんだからな。」
「悪い悪い。お前がわかりやすすぎて…クッ……はぁ…。ちょい待ってな。」
ヨウヘイはポケットからケータイを取り出して操作し始めた。
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