†序章†

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時は非情で残酷に淡々と進んでいく。 忘れてはいけない事も、常に思い出して居なければ時が記憶を隠してしまい忘れてしまう。 このまま時が止まれば良いと思う事などあるだろう。 逆に時が早く進めばと思う事もある。 しかし、どんなに願っても時は一定のリズムを崩す事はなく進んでいく。 だが、私達にとっては時が止まろうが、早く進もうが関係無かった。 何故なら、私達は進行する事の無い悲劇の主役なのだから…。
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