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次の日の朝、レオは自室のソファーに座りながら珈琲を飲んでいた。
その隣には学園に持っていく必要最低限の物が入ったバックが置いてある。
レオは時計を見て長い溜め息を吐いた。
何故なら、現在の時間は4時丁度で外はまだ薄暗いうえに、二度寝をしたいのだが学園に何時行けば良いか解らないので、また寝る事が出来ないからだ。
しかし、レオはあることに気付いた。
それは、クロスの所に行き時間を聞いて、それから二度寝すれば良いのだと。
するとレオは、時間を確認すると珈琲を一気に飲み干し時、クロスが居るはずの部屋へと転移した。
クロスが起きていないかもという事を考えずに。
「まだ来てないですね…おや?これは…」
部屋に行くとクロスは居なかった。
しかし、代わりに机の上に一枚のメモが置いてあった。
【レオへ、昨日言うのを忘れていたが、学園に行く時間は6時だ。それと早く起きたからといって俺を起こす様な事は考えないでくれ】
読み終えたレオはメモを握り潰し、身体に負のオーラを漂わせながら部屋を出た。
「歩いて行けば丁度良い時間になりますかね?」
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