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【タカ丸の恩返し】
「おなかすいたー。今日のおかず何?」
「昨日は肉だったから今日は魚介じゃないか?」
「最近ご飯が充実してて嬉しいな~。」
「皆好き勝手言って…私は四人分作っているというのに…!」
「ごちになりまーす。」
「いつもありがとねぇ~。」
「まぁ、飲み物くらいならおごってやるよ。」
「そんなものより予算よこせ。」
「断る。」
「でも確かに何かお礼したいなぁ。」
「タカ丸さんは真面目ですねー。」
「喜八郎ももっと私に感謝すべきではないのか…!?」
「買物に付き合ってるじゃない。」
「綾部はおかずリクエストしたいだけだろ…。」
「あ、そーだ!」
「「「?」」」
「滝くん、今日の放課後は空いてる?」
「え?あ、はい。空いてますね。」
「じゃあ俺の店においでよ!今日バイトだからさ。」
「やだタカ丸さん。滝ちゃんとデートですかー?」
「楽しそうだな綾部…」
「あはは、そんな感じかなぁ。滝くんをもっと素敵にしてあげちゃうよ~!」
「いいんですか?」
「うん、お弁当のお礼させてよ!」
「ふふふ、ではお言葉に甘えて。」
「三木くんと綾くんも来る?」
「あ、僕は委員会が…。」
「私はトシちゃん8号を作る使命が…。」
「そっかぁ。残念。」
「喜八郎のは今日必要なのか…?」
「今日、潮江先輩を落とせって立花先輩からミッションが。」
「またか綾部!決算が遅れるだろっ!」
「ミッションなんだもの。」
「じゃ、滝くん放課後楽しみにしててね~。」
現代でも綾部は穴掘り大好きです。
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