4年中心

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【テスト前】 「滝ちゃーん。ノート見せて?」 「なんだ?喜八郎がノートを借りるなんて珍しい…あぁ、そうか。」 「?なんかあるの滝くん。」 「タカ丸さん忘れたんですか?もうすぐテストですよ。」 「滝、今度こそお前に勝ってやるからな!」 「ふふん、やれるものならな!」 「そっかぁ、テストか~…めっそり。」 「タカ丸さん、成績悪くないでしょ?」 「よくもないよ~。綾くんはどうなの?」 「私は…まぁまぁです。」 「タカ丸さん、綾部はずるい奴なんですよ。」 「ずるいって?」 「ちょっと、三木が私の何を知ってるの。」 「喜八郎はいつも授業中寝てるくせに、テスト前に私のノートを見てテストで稼ぐんです。」 「授業態度は悪いくせにテストはいいから先生達も何も言わないんです!」 「綾くん、そうなの?」 「別にいいじゃない。私はズルしてる訳じゃないし。」 「まぁ、確かに暗記も実力のうちかもね~」 「「う。」」 「そうそうー。私の実力。」 「なんか」 「納得いかない…」 綾部はちゃっかり。
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