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【ランチタイム その1】
「三木、ちゃんとくるかな。」
「あんなにでかい声でわかったのだ、ちゃんと来ないと恥ずかしいと思うぞ。」
「あ、い組にも聞こえたの?は組にも聞こえたよー。」
「まぁあんなに大きな声でしたし……ん、誰か来たな。」
「……っよくも恥をかかせてくれたなぁっ!!」
「三木、ちゃんと来れてよかったね。」
「よくないっ!今購買にパン買いに行ったら笑われたじゃないか!」
「あれは大声をだしたお前が悪いだろう。」
「うぅ…頼むからメールくらい普通にうってくれ……。」
「普通じゃつまらないじゃない。」
「まさかタカ丸さんまで悪ノリするなんて…」
「ま、まぁまぁ。せっかくのいい天気なんだから三木くんも屋上でごはん食べたかったでしょ?」
「だからってあんなメールはもうごめんです!」
「三木、いい加減座ったらどうだ?昼休みが終わってしまう。」
「あぁ、そうだな…」
「ではではみんな揃ったことだし、食べようかー。いただきますっ!」
『いただきます!』
結局は仲良しです。
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