出会い

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「少しはまなみを手伝えよ!」 僕はわざと、京介のオデコにジャンプしてやるんだ。 「ん……ううん……まなみ?」 やっと気付いたのか。にぶちんめ……。 「しー。もう少しで眠りそう。あなたはゆっくり寝ててね」 きみをあやしながら、まなみは京介に笑いかける。 まなみ……あんまり無理しちゃだめだよ? 北風が窓ガラスをガタガタと鳴らした。 でもきみは、お構いなしに夢の中。
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