お引越し
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今日はなんだか騒がしい。僕は、お気に入りの屋根裏から柱を伝い、部屋のようすをうかがった。 「はい!それはこっちに運んでくれ」 「その段ボールは、この部屋のすみにおいて!」 ハチマキをした若い男が、テキパキと指示をだしている。 ホゥ……。 何年ぶりだろう?この家に人間が住むのは。 僕は、引越しの邪魔にならないように屋根裏へ帰る。 しばらくは、天井のすきまから高見の見物と洒落こもう。
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