第一章 日常 覚醒へ

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雄也がしばらく歩いている、すると、ヤンキー風な男とぶつかってしまった。 「いてっ」 「いって~なぁゴラ!!」 「あ、すいません」 なんだよ…ついてねぇなあ…てかうるさいし。 雄也は軽く謝ったがそれが気に触れたのか男が怒鳴る。 「すいませんじゃねぇだろうが!!ちょっとこっちこい!!」 雄也の服がつかまれる。 「ちょっと!!なんなんすか!?」 雄也は離れようと暴れるが、もう遅い。 「オラァ!!」 雄也は腹を思いっきり蹴られた。 「…かっ…っゲホッ!!」 雄也は壁に当たる。 いってぇ……。 息できねぇ……。 「今クスリきらしててマジ苛ついてんだよ!!!ちょっとストレス発散に付き合ってくれや!!!」 男はそう言うが雄也にしてみたらいい迷惑だ。 「…ふっざけんな!!帰してく「うるせぇ!!」 男が雄也の頭をつかみ、何回も何回も膝で顔を強打す。 雄也も抵抗しようとするが最初に殴られ 、当たった所が悪かったのか思うように動けない。 「マジおもしれぇ顔」 ヒャハヒャハと男が狂ったように笑い出す。 「オラ!!」 雄也の腹を男は思いっきり蹴り上げた。
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