思い出

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彩は 辺りを歩き一件の喫茶店に入った。 「いらっしゃいませ」 迎えてくれたのは 60代のおばさん 「コーヒーください」 「はい」 「おねえちゃん この辺の人やないね・・・」 「ええ 実はビルを探しに」 「まさか自殺しにきたんやないやろね。こんな寂れた町にくる人はそういう人が多いから・・・」 「違います 昔・・・」 なぜか彩は おばさんに事の次第を話した 「ああ~それはな・・」 おばさんは こういった
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