いつもと変わらない朝

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「さて…寝るかな、明日は学校だし…」 その時ノックが聞こえた、家には…千沙都しか居ないからな。 「入っていいぞ」 「…一緒に寝ても…いいですか…?」 正直姉貴が帰って来たら大変だから止めて欲しいが…「姉貴帰って来たら…弁解頼めるか?」 「はい…わかりました…行ってもいいですか!?」 「あぁ…千沙都、おいで」 「失礼します!」 千沙都は小さいな…両手で抱き寄せ守る様に寝る。 「千沙都はお兄ちゃんが大好きです、お兄ちゃんになら何をされても困りません、だから…してもいいですよ…?」 悪いな、今は眠いんだ。 「おやすみ千沙都」 「…………おやすみ…お兄ちゃん…」
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