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♂第4話♀~今と昔の違いとは?~
なんとか午前中の授業は乗り切った。
『ところでさ、今のとこレギュラーって誰なの?』
気になったので美紗に聞いてみた。
『うーん、今回はまだ決まってないんじゃないかな?前回と一緒だとすれば、柚葉、桜、椿、亜理紗、私かな。』
牛乳パックを開けながら美紗が答える。
まぁ順当なメンツだな。
俺が入ってないのはいささかショックではあるが。
『でも今回入れ替えあると思うよ。』
『そうなの?』
『うん、柚以外は一長一短って感じだからねぇ』
ほー。これは意外とレギュラー狙えるかもな。
『んー、だから補習とかで部活に支障だしたくないんだよね;』
『じゃあ、美紗に数学教えなきゃレギュラーとれるかな?』
『そんな~。。いじわるしないでよ~。。』
ほんとに泣きそうになってる美紗をみると罪悪感を覚えてしまう。
『ははは。冗談冗談。』
そういって俺も買ってきたお茶の蓋をあけ飲む。
『私も碧にちょっと言いたいことがあるんだけど?』
まだ質問すらされてないのに思わずむせてしまった。
やばいな。
なんか不審な点あったか?怪しまれたかな?
ま、まずは冷静に返すんだ。
『な、な、何かな?』
……。
速攻噛んじまった。
動揺みえみえじゃん。
『…足///』
へ?足?
きょとんとする俺をみて美紗が話を続ける。
『足広げすぎ///パンツみられるよ?』
あわてて座りなおす。
しまった、男のときの癖で足開いて座っちまう。
うぅ、休み時間ですら油断できないのかぁ。
とほほ…。
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