♂第4話♀~今と昔の違いとは?~

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はぁ~・・・ これからの気の抜けない生活を考えるとため息しかでてこない。 午後の授業の間、俺はずっと考えていた。 『今日は部活休もうかな…』 具合悪いって言えば、今日の俺を見てた美紗が証人になるだろうし。 実際気疲れで部活をやる気力がない。 まぁその分レギュラーからは遠ざかるけど。。 仕方ない。 今回だけは…。 そんなことを考えている間に時間はあっという間に過ぎて行った。 『帰りのホームルームやるから、さっさと座れ』 再び担任の七木田が入ってくる。 ようやく授業からは解放か。 『ー。以上だ。じゃあ掃除当番はサボらず掃除して帰れよ。』 よし、今週は掃除当番じゃないし、さっさと帰ろう。 『碧、部活行こっ。』 美紗はもう支度が済んだようだ。 『美紗ごめん。やっぱり今日具合悪いみたい。だから今日は帰るって部長に伝えて。』 『えー!?大丈夫?やっぱり具合悪かったんだ。授業中も、ずっと険しい顏してたもんね』 それは具合悪かったんじゃなくて、考え事してたからだな。 『とりあえずわかったよ。早く元気になってよ』 『ありがとう。じゃあね』 心配そうに見つめる美紗をしり目に俺は教室を後にした。 俺は早足で自転車置き場に向かい、鍵を外して自転車に乗った。
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