エピローグ

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この世には、三界がある 一界は 人間界 一界は 天界 一界は 魔界 人間界を間に挟み、天界と魔界は争いを繰り広げ 人間界は天界と魔界、両の界と繋がりをもっていた 使い魔として そして この界には魔力の種類が7種、存在した その内の光は天界 その内の闇は魔界 その他の五種────炎 水 雷 風 土 それらは、脆弱な力と自らの力で空を飛ぶ手段を持たぬ、人間界に与えられた 人間界初代国王はその与えられた魔力を民に分け与えた それが今の魔術師の礎 そしてその力を持ち初代魔術師達は魔界から来た魔物を打ち倒し、人間界に平和をもたらしたという それが偉大なる我が人間界の歴史であり、その偉大なる魔術の誇りとなる出来事である 脆弱な力と自ら空を飛ぶ手段を持たぬことを、我々人間は決して恥じてはいけない その脆弱なる力を持って、我々人間は魔物を打ち破ったのだ その闘いは凄まじく、初代魔術師達は傷を負い、しかしそれでも人間界の為に必死に闘いを続けたという 我々人間はそれを忘れてはいけない 人間界は初代魔術師達によって、守られたのだということを そして我等は……魔術師達は、魔物をも打ち破れるのだということを そう 我等人間は魔力という素晴らしき遺産に支えられ、今、繁栄への道を歩き出したのだ────             
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